【新唐人2015年12月23日ニュース】
『大紀元』の報道によると、中国では現在消費税など19種類の税金があり、総税率は64.6%で世界ランキング19位です。この数字はスイスやカナダなどの高福祉国家よりもかなり高いのですが、支払う税金は日常消費のなかに隠されているため、多くの消費者は買い物の時実際に「納税」しているとはあまりわかっていません。
所得税はある種「直接税」ですが、個人が負担する「間接税」はほとんど知らないうちに日常の消費のなかで支払っています。
買い物をすると、17%の増値税、映画や食事、バドミントンをしても、5%の営業税を払わなければなりません。
個人が不動産を売る時も営業税が徴収されます。例えば、150万元(人民元、以下は同じ)の住宅を売る場合、7.5万元の営業税と4.5万元の個人所得税を払わなければなりません。
中国ではまた特定の消費品と消費行為に消費税がかかります。対象の商品は、たばこ、酒、花火、化粧品、高級アクセサリー、宝石、ゴルフ用具、高級腕時計、、遊覧船、バイク、乗用車などがあり、それらの商品に3%から56%までの13種類の税率を課しています。
また毎回購入時には上記の3種類の税金の他、1〜7%の都市維持建設税がかかります。例えば、100元のCDの場合、増値税は17元で、都市建設税は1.19元(17×7%)となります。
輸入品を購入する時も、25%の関税がかかります。その後、毎年450元の車船税を払わなければなりません。
物件を賃貸する場合、家賃の12%を家屋不動産税として支払い、株を買う時も印紙税を支払わなければなりません。
現在中国には19種類の税金があり、総税率は64.6%で、世界19位となっており、スイスやカナダなどの高福祉国家よりもかなり高い数字を示しています。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2015/10/22/a1231184.html(中国語)
(翻訳/徐)